全てが現場加工!!!  (2010/11)

.

2010年もすっかり秋めいております。

・・・

ヒゲ親方は、本日まで17日間休み無し。

そして、後8日間も休み無しの予定です。。。

通算、25日間お休み無し。 か、かわいそうです。。。

.

あまりにかわいそうなので、久しぶりに管理人が同行し、

お掃除をお手伝いし、取材をしてきましたww

.

最近親方がけっこう時間を取っているのが、「無添加住宅」というやつです。

壁がクロス貼りではなく、「しっくい塗り」だったり、

床材が天然無垢材フローリングだったりする、

天然素材をふんだんに用いた住宅です。

.

本日は、その内の1軒を取材して参りましたので、ご覧いただければと思います。

.

この家には通算4日間通って仕事をしましたが、管理人が同行したのは、

最後の1日だけですので、作業工程の詳細に渡ってはUpできませんでした。

すみません。

.

さて、その当日・・・

寒くなるでしょう。という天気予報ははずれ、ぴーかんの秋空。

気持ちいいです。

現場に到着する頃には、暖かいを通り越して、暑く感じるくらいでした。

.

まず、パっと目についたのが当然ながら玄関です。

こちらですね。

 

とても雰囲気があるステキな玄関戸です。

でも、雰囲気があるだけじゃないんです。

こんなに・・・

すごい厚さです。

管理人の手とどっこいどっこいか、それ以上の厚みのある戸です。

聞くところによると、搬入も4人がかりだったとか。

取り付けるのも、とても親方ひとりでは出来なくて、関係者の方々に

お手伝いいただいたそうです。ありがとうございました。

.

実は、この「無添加住宅(しっくいの家)」の建具は、ちょっと特殊でして・・

最近の建具は大阪などでは和歌山の工場で、あらかじめロック加工など

建具の加工が済んでいるものが出回っています。これって確か5〜6年位前からでしょうか。

もうちょっと前かな?(いい加減w)

そういうこの時代に、建具の細工の全てが現場加工なのです。

ええ、全て、です。「全て」

どれくらい全てかというと・・

ちょっと色味的にわかりずらいのですが、これは引戸の「引き手」です。

これさえも現場加工なんです!

これってちょっとすごすぎです。

つまり、まったく「のっぺらぼう」状態の建具が搬入され、

ありとあらゆる加工を現場で行うのです。

当然のことながら、超大変です。手間がかかります。時間もかかります。

そこで・・

これまた当然のことながら、効率重視のヒゲ親方のこと。

昔とった衣笠 ならぬ 杵柄の定規がごろんごろん出てきます。

「任しとかんかいっ!」ってトコですか?

(詳しくは「親方が考案・改良した道具」の「定規類」のページをご覧ください。←クリックで飛びます。)

これらも全て現場加工です。

写真が、ピンぼけってて申し訳ありませんが、

ハンガーの戸車金物の掘り込みも 下の振れ止めの溝も全て現場加工です。

当然ながら、おトイレのドアノブも表示錠も全て現場加工です。

.

つまり、本当に何から何まで、これでもかっ!ってほど

「全て」現場加工です。

.

今の時代には逆行するやり方かも知れませんが、これもひとつの「こだわりの家」造りを

目指す方法なんだと思います。

既製品で画一的なものが多い今日、こんな風なやり方があってもいいんじゃないでしょうか。

事実、お客様のニーズがあるから、こういう住宅が建てられていっているのではないでしょうか。

.

建具もこの通り、無添加住宅用の建具を外国から輸入して使用しています。

外国製だから、重量級なのかしらん、なんて 管理人は思ったりしましたけど、

真偽の程は不明ですww

.

おトイレの戸まで無垢材です。すご〜い。。。

.

ちょっと趣があるアプローチですね。この部屋は。

養生を取ったら、さぞ素敵だと思います。

どのお部屋も全部、こんな無垢材の建具で統一されています。

.

これで管理人が同行するまでに取り付け終了した建具を殆どご覧いただきました。

そろそろ、親方の作業の様子をご覧いただきましょうか。

 部屋の中はまだ薄暗いところもありますので、

                              まずは投光器の準備からです。

 養生して置いとかれてる、のっぺらぼうの建具さんですw

 墨拾いですね。

 丁番付けです。順調ですね。

 しかし、どれもこれも重たいのなんのって言う建具です。

 どっこいしょ、どっこいしょ!

 さぁ、取り付け作業です。

 お分かりいただけるでしょうか・・・?

                              重量級の建具ですので、丁番も3枚吊りです。

 金物の取り付けに移ります。

                               凝った金物を使用していますねぇ。。。建具に負けない素敵さです。

 毛引きで墨付けです。

 出ましたっ! 電動ドリル! 

 バリバリバリっと 行っちゃってます♪

 電動工具を使うと早いですよねぇ〜

 しかし、当然ながら、最後はノミで丁寧に手仕上げです♪

 綺麗に仕込めたようですね。

 取っ手も付きました。

 次は枠側の受け座です。まず毛引きです。

 こんなに細かく墨を入れるんですねぇ。。。

 作業開始です。

 枠側は、電動ドリルドライバーで十分ですね。

 そして、手仕上げです。

 とても綺麗に受け座が付きました。

                                本当にヒゲ親方の仕事は丁寧で綺麗です。

さて、これでこの開戸は終わりかな?と思ったら・・

あらら、親方どこに行くんですか???

そんなところに・・・

一段高い所にある和室下にもうけてある収納にもぐってしまいました。。。

戸当たりの取り付けです。

この戸当たりがまた凝っていて・・

 このように床付け部分が殆ど平たいんですね。

                            管理人は始めて見るタイプですので、とても珍しく思いました。

.

次は和室回りの戸です。

和室回りは全て 「網代」という模様で出来ていました。

 入口の引戸です。

 

 

 

写真では「網代」の模様がハレーションおこして、よく見えませんね。

拡大してみると、

 こんな感じです。網んである模様だから「網代」だと

                               ネットで調べたら書いてありました。

                               とても趣があります。

 建て付けを合わせるために、横に睨んだり・・

 縦に睨んだり・・

4枚建てですから、出合いが閉まった状態と開け放した時の状態の両方を綺麗にあわせなくてはなりません。

 

 やれやれ、やっとOKのようです。

.

最後に折戸を取り付けて今日はおしまいです。

当然ながら折戸も・・

 のっぺらぼうですww

 

 

 お〜っと、出ましたっ! 

                                親方得意のアクロバティックな格好での作業ですww

.

え〜・・・・・大変申し訳ありませんが、ここで本日の取材の様子はここで終了です。

なんでこんな中途半端なところで?

は、はい・・・・

カメラの電池切れです。。。。。。。。。。。

すっ! すみませんっ!!!!!

以後気をつけます。深く反省して、何枚か面白い写真が撮れていましたので、

それをUpして終わりにしたいと思います。

. 除湿機がいたるところに・・

                      壁の「しっくい」を乾燥させるためなんだそうです。

                      手間暇かかりますね。大変です。

.

 

家の中にはまだ部分的に足場が。

吹き抜けを作ってあったり、天井がすご〜く高いので残してあるようでした。

左側写真の部屋は、ここにも折戸が取り付けてあったのですが、親方は作業大変だったろうなぁと思いました。

.

.

とても素敵なお家でした。

こういう「こだわりの家」を求めるお施主さんも増えているのでしょうか。

だとしたら、それはそれである意味喜ばしいことではないでしょうか。

.

.

晴れやかな秋の1日。

お弁当もとてもおいしくw  管理人も充実感を味わいました。

.

.

.

Top Page      前Pageへ戻る