京都 織宝苑(しょくほうえん)  (2008/3)

.

「織宝苑」とは、http://www5f.biglobe.ne.jp/~inosan/syokuhouen.html でご覧いただけばおわかりいただけますが、

〔 池泉回遊式庭園. 作庭 現代. 京都の実業家塚本与三次郎の邸宅であった、大正天皇の即位の大礼に際して、 

東郷平八郎の元帥の宿舎になった〕 そうで、庭園がメインらしいのですが、手がけたのは玄関から続く、長屋の

ような趣きのある日本建築です。

.

梅の花がきれいに咲き乱れお出迎えしてくれました。 地面には花びらが舞い散り梅の花のじゅうたんです。

 

.

 初Upの親方のヘルメット姿です。

.

家屋には全面的に足場が組まれ、大々的な改築です。

 

.

2日間の仕事でしたが、管理人が同行しなかった初日に1階の建具を切り込みました。

2日目はあいにくと1階に家具屋さんが入っていたため、1階の撮影はできませんでした、残念。。。

.

さて、2階の様子は・・・と言うと・・・

 

建具の入っていない状態は、こんな感じです。写真だけで見ると別に普通っぽいですよね。

ところが・・・

 小柄な親方が立っても頭を打ちそうな狭さですw

ここで作業するのは、なかなか大変だろうなぁ、と 親方も段取りを十分考えました。

.

 

幸いなことに建具は小さいものが多かったので、この狭さでも何とか作業可能です。

でも、十分に気をつけて建具を振り回さないとぶつかりそうで、ヒヤヒヤしました。

.

 

建て付けを合わせるのも、ずっと中腰になったり ひざま着いたりの姿勢です。これは結構疲れますよぉ。

 

おっと、小さいけれど横が非常に長い建具もありました。気を使う作業が続きます。

. 階段を上がった部分に建具が入りました。

                              なかなか趣きがありますね。

窓は全て外側に格子、内側にガラス戸が入ります。

そして・・・

 

両方とも、このような小さな金物で錠前を取り付けます。

 

しかも、全部現場で彫り込み作業ですから、手間がかかります。

それだけではなく、細かい金物ですから、神経を使う作業です。

 全ての格子にはこのように小さな落し鍵をつけます。

                              内側のガラス戸には、ねじ締錠を取り付けます。

 

お〜っと 出ました! 親方得意のアクロバティックな姿勢での作業です!

.

 

出入り口の戸と物入の戸がつきました。立っている親方と比較してもその小さなサイズがおわかりいただけるかと。

.

作業助手に疲れた管理人は、親方の許可を取って、少々お散歩に・・・w

 

「織宝苑」を出たところです。

 

少し歩くと、こんなものが・・・ やっぱり京都らしいですねぇ。。。

つかの間の休憩を楽しんで現場に戻ると、

 いよいよ問題の場所、屋根裏の建具取り付けが待っていました。

この小さなくぐり戸の向こうに小さく見える窓がそれです。

残念ながらここからの作業は、困難を極めまして・・・ 親方の方が2回りも小柄なのにもかかわらず、

親方が切り込んだ建具を持って、具合を見るために匍匐(ほふく)前進したのは、管理人です、涙w

ですので、作業の様子の写真を撮影することは出来ませんでした。残念。

.

 

建具が入った様子です。

この縦にも横にも”ド”でかい管理人が はいずってがんばりましたよ!

いや、もちろん最後の調整には、親方も匍匐(ほふく)前進したんですけどね、当然ながら。

.

そしてその次は?

 

 この小さな穴?の向こうの屋根裏に建具を取り付けると・・・驚愕!

しかし、ここで現場監督さんから「玄関の建具が届いたから、そっちをお願いします」との指示です。

なんかホっとしたような気がします。なにせチラリと除いた穴の向こうの様子は・・・

 

こんな様子ですよ。どうやって取り付け作業をすれば?と管理人的には思ってしまいました。(汗  ^ ^;

.

 玄関と勝手口の戸の切り込みに変更〜

.

この現場は作業時間が決められていましたから、丁度 勝手口の戸が終わった頃に作業時間もリミットに。

.

趣きのある家屋、春浅きに咲く花々。

苦労した現場でしたが、とても印象に残る仕事をさせていただきました。

 

.

.

Top Page      前Pageへ戻る